神戸の記憶を受け継ぐモダン建築が、年に一度、一斉に扉を開く
神戸で大切に守り継がれてきたモダン建築の一斉公開イベントです。
普段は公開されていない建築や空間が、多様な人に支えられて、このとき扉を開く。都市の記憶を全身で物語る建築文化を多くの人と共に楽しみ、受け継いでいきたい。そのためにも、愛情の伝播、発見と学び合いを大切にしたいと考え、専門家がその見方を熱く語るオーディオガイドを用意しました。
神戸の魅力を全身で体感できる、年に一度の建築の祭典です。
● 笠原一人(かさはら・かずと)
建築史家。京都工芸繊維大学助教。専攻は近代建築史、建築保存再生論。リビングヘリテージデザイン(旧住宅遺産トラスト関西)理事。DOCOMOMO Japan理事。著書に『ダッチ・リノベーション』『村野藤吾のリノベーション』『建築家 浦辺鎮太郎の仕事』『建築と都市の保存再生デザイン』『村野藤吾の建築』『関西のモダニズム建築』ほか。京都モダン建築祭実行委員長。
● 倉方俊輔(くらかた・しゅんすけ)
建築史家。大阪公立大学教授。日本近現代の建築史の研究と並行して、建築の価値を社会に広く伝える活動を行っている。著書に『京都 近現代建築ものがたり』、『神戸・大阪・京都レトロ建築さんぽ』ほか多数。メディア出演に「新 美の巨人たち」「マツコの知らない世界」など。日本最大の建築公開イベント「イケフェス大阪」、東京都品川区の「オープンしなけん」などの建築公開イベントに立ち上げから参画。京都モダン建築祭実行委員。